婚教育カウンセラーの長濵文子です
いつも、読んでくださって、誠にありがとうございます
先日、一人のカウンセラーに、ある勉強会から結婚教育の話を聴きたいという要請があり、一緒にお話に行ってまいりました
彼女は、自分がずっとわからずに苦しんで来たことが、結婚教育を学んだことにより、自分が救われたからこそ、他にもまだ知らずに苦しんでいる人たちに結婚教育の必要性を話したんですが、話を聴かれていた中におられた、私たちの親世代の方が、
「えっ!そんなことも知らんかったん?私はわかってたよ」
「家庭なんて、それぞれ形はあるねん。」
「自分が幸せと感じてるなら幸せやん。」
そうです、私たちは知らなかったことがあります。そして、家庭の形には決まりはありません。
幸せとは自分が感じるものです。人が決めるものではないからこそ、結婚で夫婦関係で、親子関係で苦しんでいる人たちに、幸せを感じてほしいんですよね
ただ、彼女だけでなく、私だって、結婚教育を学んだからこそ、理解できたことがどれだけあるでしょうか
結婚教育って、何にも言うことないような完璧な家庭をつくろうとか、何の不満もない家族でいようとか、そんなことを目指しているのではないのです。
人間だもの、いろんなことがあり、日々、いろんなことを感じて、上がったり、下がったりするかもしれません。
もし、今の状況が苦しくても、結婚教育を学んで、昨日より今日、今日より明日、生きていくことに希望が湧いてくるように。
そして、今、幸せだと思っておられる方には、より幸せを感じてもらえるように。
物差しも秤もありません。
私が初めて、シニアの集まりの中でお話しした時、
「そんなん、過保護やん!結婚なんて教育すること違うで!」
と言われたことがあります。
実際に、私たちの親世代から見れば、当たり前のことが、子ども達に伝わっていかないで、苦しんでいるひとがたくさんいます。もちろん親世代のせいだけではありません、おせっかいおっちゃん、おばちゃんも少なくなっているし、取り巻く社会情勢も変わってきているのです。
だからこそこれから日本を背負っていく世代のために、私たちに何ができるか考える時期だと思います。
教育というと、うえから教えるみたいに思われて、親世代の方にはすんなりと受け入れられにくいのかもしれませんね。
どうぞお知恵を貸してください、結婚教育はまだまだこれから深めていくもので、社会全体で、
みなさんと共に作っていくものです