結婚教育カウンセラー、およびMamies Heart結婚相談所コンシェルジュの長濵文子ですニコニコ
いつも、読んでくださってありがとうございますドキドキ

さて、またまた、私のなかでは結婚教育的ドラマともいえる、世界一難しい恋のお話になりますが、今晩、零治ががんばってあれこれ行動しますが、それは起死回生となるのか・・・

その前に、この前の続きから・・・

ベッドに紐をつけて引っ張れば転げ落ちて、ハプニングでみささんとキスができる(はずの)細工をして、結局、キスができるどころか、みささんは頭を打つし、変な小細工をしたことを運転手の石上さんのせいにするというばればれの嘘をついたことから、完全にみささんに軽蔑されてしまった零治でした・・・
「意気地がなくて何もしてこなかっただけなのに、それを年上の大人の余裕だと思っていた自分が情けないガーンこんな器の小さい男だったとは知りませんでしたむっ

で、零治は、言ってしまいます・・・「お前はクビだあ~」

おつきあいの終わりどころか、みささんはとうとう会社も辞めてしまいます。

そんな時に、零治の父親が上京してきます。
酒とお金にだらしない父親で、旅館もつぶしかけたのを、零治が経営をたてなおし、いまではじぶんがいなくても繁盛するような旅館になったのでしたが、父を零治は憎んでいました。
なぜなら、父親が酔っ払って母親を追い出したからです。

父親が上京した理由は、高校生の時に離婚してから断絶状態にある息子と和解するためでしたが、零治は、父親を許せず、そっけない態度をとります。

秘書の村沖が言います。

「どうして、社長は、お父さんを許せないかわかりますか?お父さまはだらしなさを棚に上げてお母さまを追い出した。社長も自分のだらしなさを棚に上げて、みささんを追い出した、社長はお父さまに似ているんです、だから、社長は、お父さまを許せないんです

「でも、おとうさまは社長とは違って、きちんと社長に向き合おうとしています。社長は、自分の欠点に向き合おうとせずに逃げているんです。自分の欠点を認めて、本当に好きな人と向き合ってください。」

人間は完璧にできているわけではありません。
どんなひとだって欠点があるけれど、往々にして、その欠点は親から受け継いだところがありますよね・・・
親から受け継いだものには、いいところもあるし、いやなところもある。
いいところはいいんだけれど、嫌いなところを自分が受け継いでいるとしたら、そこには目を向けたくないですよね~無意識に避けてしまいがちですグッド!

カウンセラーとして、お人に接するとき、そこに自分の環境や、経験による意味づけをせずにまっすぐにありのままのその人を見るようにします。
それには、まず、自分をまっすぐにみつめなければなりません。
だって、自分のことをまっすぐ見れていなければ、お人のことをまっすぐ見つめられるわけはありませんから。これも結婚教育を学んで気づかせてもらいました。
だから、それまで無意識に見てこなかったものの蓋を開けなくてはならないこともあります。

恋愛や、結婚がお人を成長させるとしたら、そこもひとつの理由でしょうか。
誰かと真摯に向き合おうとしたら、自分の欠点に向き合わなくてはならない。
向き合うのか、逃げるのか、ですね。
向き合うと傷つくこともあるので、積極的に彼氏彼女を作りたいとは思わない男女が増えているのかもしれません。

零治は、やっと自分の欠点を認めることで、愛するみささんの欠点を認めて、みささんに、今からがふたりのスタートだとつたえました。どうなるかしら?

零治は、常に自分を軽蔑することなく認めてくれる秘書の村沖と運転手の石上さんの存在を確認できたから、勇気をもって、踏み出せるのですね。
そして、この零治が、みささんを好きになることで、それまでのクールな社長のイメージがこわれて、欠点だらけの部分がむき出しになっても、おそらく人間として魅力的?親近感をもったのか、社員がみんな社長の心配をして応援をする気持ちに変わっていくところが、いいんですよねえ~

私自身も、結婚教育に出会い、まあ~50年以上生きてきて、自分でびっくりが出る出る・・
でも、どんなときも、真摯に向き合い、過大評価も過小評価もせず、そのまま認めてくれる棚橋代表や、カウンセラーの仲間がいるから、そして、最初のころ伝えていた結婚教育はよくわからないけどなんだか一生懸命だからと、応援をしてくれた友達がいるから、逃げ出さずに、誰かのお役に立ちたいという想いで続けてこれたのだと思います。

欠点が必ずしもマイナスではない、すこーしずつでも成長へのきっかけになっているような・・・

でも、人間は弱いのでひとりではなかなか向き合えない時があります。
もし、そうであるなら、伴走いたします。
わたしだって、まだまだ頑張ってる途中です。
気軽にご連絡をくださいね。

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